大正イマジュリィ学会第44 回研究会のお知らせ

第8回国際シンポジウム「戦間期東アジアにおける大衆的図像の視覚文化論」

日時:2018 年12 月15 日(土)13:00~17:30
場所:同志社大学今出川校地・良心館305 室

プログラム

  • 研究発表2:「日治戦争期間(1918-1939)の商品広告における台湾図像について」
    • 姚村雄(台湾国立高雄師範大学視覚設計系教授・芸術学院院長)
    • 翻訳・通訳 施燕(関西大学博物館学芸員)
  • 研究発表3:「『華文大阪毎日』の広告に関する視覚文化論」
  • 研究発表4:「民国期中国のヴィジュアル・デザインに見る外国作品からの影響」



主催:大正イマジュリィ学会
国際日本文化研究センター機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究
による新しい日本像の創出」
広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
後援:一般社団法人美術フォーラム21

大正イマジュリィ学会第43回研究会のお知らせ

公開シンポジウム:ヴィジュアルから切る”大大阪” アート、博覧会、マスメディア

  • 日時:2018年7月29日(日)13:00〜
  • 場所:大阪区くらしの今昔館

大阪市中央公会堂竣工100周年記念特別展「大大阪モダニズム―片岡安の仕事と都市の文化―」にあわせて、大正から昭和にかけての「大大阪」に関するシンポジウムを開催します。
大正14年(1925)、大阪市は第二次市域拡張で東京市を抜き、日本最大、世界第6位のマンモス都市となり、名市長・關一を先頭に、御堂筋や地下鉄の建設をはじめ文化施設の開設などが進みます。シンポジウムでは「大大阪」をヴィジュアルから切り取ります。
朝日新聞に「大大阪君の顔」を連載した漫画家・岡本一平や、天王寺公園で開催された大大阪記念博覧会、池田遥邨《雨の大阪》など絵画、そしてメディアはいかに「大大阪」を発信するかをとりあげ、街も人もダイナミックな、この時代の大阪についてディスカッションします。

  • パネリスト
      • 橋爪節也大阪大学教授)
      • 古川武志(大阪市史料調査会)
      • 大迫力(「月刊島民」編集・発行人)
      • 東由梨(大阪くらしの今昔館)
    • ディスカッションより参加
      • 谷直樹(大阪くらしの今昔館館長)


大正イマジュリィ学会第15回全国大会のお知らせ

日 時:2018年3月10日(土)、11日(日)参加費:会員なし/非会員は300円が必要
場 所:同志社大学今出川キャンパス良心館305室


3月10日

第7回国際シンポジウム

  • 共催:広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和
  • 後援:一般社団法人美術フォーラム21
趣旨説明(13:30〜)
研究発表(14:00〜)
  • 「韓国の雑誌『新女性』の表紙デザイン」
  • 「近代的擬似空間への招待 −『朝鮮日報』の連載漫画「ぽん太郎」シリーズ(1924.10~1927.8)の欲望と楽しさ」
    • 河鍾元Ha Jongwon(鮮文大学校メディアコミュニケーション学科教授)
  • 「戦中期中国におけるタバコ広告:日本による「中国タバコ業界に関する調査報告書」を手掛かりに」 
    • 胡平Hu Ping(東南大学芸術学院教授
パネルディスカッション(15:45〜)


3月11日

総会(12:45〜)
第42回研究会(13:30〜)
  • 「ローマ字誌『YOMIGAERI』巻1〜巻4に即して−紹介・問題点少々−」
  • 「東亜は呼ぶ――里見宗次《ORIENT CALLS》ポスターの制作背景」
  • 「同人誌『月映』の死をめぐる表現のかたち−哀悼、病、〈群れ〉−」
    • 橋本真佐子(立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
  • 「キャラメルのグラフィック広告と子ども文化ー森永製菓の童画による広告表現に注目して」

大正イマジュリィ学会第41回研究会のお知らせ

日時:2017年12月23日(土)午後1時30分〜
場所:同志社大学今出川キャンパス徳照館2階第2共同利用室(エレベーターを降りて、右側の廊下を進んだところ)

資料検討会/テーマ:写真

コーディネーター:松實輝彦氏

  • 会員の写真関連の資料を持ち寄り、それらについての解説や意見交換、資料検討を行います。
  • 写真関連の資料をお持ちの方は、ぜひご披露ください。
  • 非会員の参加(資料持ち寄り)も可能です。
  • 資料持ち寄りをご希望の方は、事前に事務局まで資料の概要をお知らせください。

大正イマジュリィ学会第40回研究会のお知らせ

シンポジウム「大阪イマジュリィをもとめて? 百花繚乱 北野恒富とその芸術――本画、ポスター、挿絵、そして大阪――」

大衆的な図像“イマジュリィ”を研究する大正イマジュリィ学会は、昨年、“イマジュリィ”の宝庫・大阪をテーマにシンポジウム「アート? デザイン? 道楽? 大阪イマジュリィをもとめて」を開催しました。今回は「没後70年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」開催を機に、大阪画壇を代表する巨匠北野恒富のシンポジウムを開催します。
恒富は金沢に生まれ、新聞の版下を彫る彫刻師となりますが、画家を志して大阪で挿絵画家の稲野年恒に学びます。新聞小説の挿絵やポスターで頭角をあらわし、やがて本格的な日本画家として大阪画壇の中心で活躍しました。大正美術会や大阪美術展、大阪茶話会設立に関与したほか、日本美術院再興に参加して同人となり、画塾白耀社で後進育成にも力を注ぎます。また、谷崎潤一郎の小説挿絵や、アールヌーヴォー調のポスターほか印刷全般にも携わるなど、大阪らしい画家でした。
シンポジウムでは、展覧会に携わったメンバーを中心に恒富の芸術と大阪の“イマジュリィ”を探ります。

[プログラム]

大正イマジュリィ学会第14回全国大会のお知らせ

※会場が当初お知らせしていた場所から変更しています。

第1日目:2017年3月11日(土)

  • 【総会】(於:創思館404教室)
第39回研究会(於:創思館1Fカンファレンスルーム)13:45〜
  • 「エレクトロポリス京都1915 ー大正大礼とイルミネーション」
  • 明治20年代における石版画画工有山定次郎が目指した視点ーその歩みとエピソードを基にー」
    • 発表者:松尾昌子
  • 「仁丹のある風景:戦前における仁丹町名表示板の設置状況とその経緯」 
  • 「雑誌『野球界』における野球表象」
  • 「戦時下における年少者の身体表現ー『少年倶楽部』と『少女倶楽部』の表紙絵分析を通してー」

第2日目:2017年3月12日(日)

シンポジウム「複製」(於:創思館1Fカンファレンスルーム)13:00〜
  • 基調講演
  • 特別講演
    • (演題)コロタイプ印刷について
      • (講師)鈴木巧(便利堂社長)(予定)
  • 《パネルディスカッション》
  • 全体討議
    • 登壇者:鈴木巧、熊田司、山田俊幸
      • 司会:内村周(西宮市立大谷記念美術館)

大正イマジュリィ学会第38回研究会:資料検討会のお知らせ

あれやこれや・がやがや「実物イマジュリィ資料」を見て語りあう会

  • 日時:2016年12月7日(水) 13:00-15:00
  • 会場:同志社大学今出川校 徳照館2階第一共同利用室
【テーマ1:銅・石版印刷の行方を考える】

明治から大正にかけては、複製芸術の印刷の質が大きく変わりました。今回は、それに焦点を当てて、研究資料を持ち寄りたいと思います。もちろん参考としての木版印刷も可です。また、皆で検討してもらいたいものの持ち込みもOK。「みんなで鑑定会」をしましょう。(担当:熊田司)

【テーマ2:自由資料展示】

自分でも分からないもの、ちょっと誰かに見せたいものを展示します。各自5分ほどの説明をして下さい。(担当:山田俊幸