企画展「モダン都市大阪の記憶 MEMORY OF MODERN CITY OSAKA」のお知らせ
開催概要
開催主旨
今も昔も、大阪は魅惑的なビジュアルに満ちています。美しくパッケージされた商品、目を引く広告パンフレット、凝ったディスプレイ、豪華な百貨店建築、橋や道路、地下鉄などの都市基盤も含め、それらは形態、形象、記号の宝庫であり、当時のグラフィックからは華やかな時代の息吹が感じられます。
本展では、橋爪節也氏のコレクションを中心に、明治~昭和期の絵画・チラシ・ポスター・雑誌などを紹介し、往時の写真とともに近代大阪を振り返ります。百貨店、劇場、花街、交通など、さまざまな見所を持つモダン大阪を、グラフィックをたよりにそぞろ歩いてみませんか。
イベント
(1)講演会「趣味人と大大阪」
- 講師:橋爪節也氏(大阪大学教授)
- 日時:2019年3月10日(日)14:00~15:30(受付13:30より)
- 会場:住まい情報センター 3階ホール
- 参加費:無料
- 定員:150名(要事前申込、先着順)
- 会場:大阪市立住まい情報センター3階ホール
(2)ワークショップ「紙のジオラマ 立版古入門」
- 講師:トニー・コール氏(ペーパークラフト作家)
- 日時:2019年3月23日(土)13:30~15:30(受付13:15より)
- 参加費:500円
- 定員:20名(要事前申込、先着順)
- 会場:大阪市立住まい情報センター3階ホール
- イベント①②の申込み方法:インターネット(大阪くらしの今昔館HP内、企画展情報から)、又はハガキ・FAXにて。氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話番号、参加人数(4名まで、お連れ様の名前も記載)を記入
(3)ギャラリートーク
大正イマジュリィ学会第44 回研究会のお知らせ
第8回国際シンポジウム「戦間期東アジアにおける大衆的図像の視覚文化論」
日時:2018 年12 月15 日(土)13:00~17:30
場所:同志社大学今出川校地・良心館305 室
プログラム
- 基調講演:「日本人画家による支那服表象の系譜」
- 劉建輝(国際日本文化研究センター副所長・教授)
主催:大正イマジュリィ学会
国際日本文化研究センター機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究
による新しい日本像の創出」
広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
後援:一般社団法人美術フォーラム21
大正イマジュリィ学会第43回研究会のお知らせ
公開シンポジウム:ヴィジュアルから切る”大大阪” アート、博覧会、マスメディア
- 日時:2018年7月29日(日)13:00〜
- 場所:大阪区くらしの今昔館
大阪市中央公会堂竣工100周年記念特別展「大大阪モダニズム―片岡安の仕事と都市の文化―」にあわせて、大正から昭和にかけての「大大阪」に関するシンポジウムを開催します。
大正14年(1925)、大阪市は第二次市域拡張で東京市を抜き、日本最大、世界第6位のマンモス都市となり、名市長・關一を先頭に、御堂筋や地下鉄の建設をはじめ文化施設の開設などが進みます。シンポジウムでは「大大阪」をヴィジュアルから切り取ります。
朝日新聞に「大大阪君の顔」を連載した漫画家・岡本一平や、天王寺公園で開催された大大阪記念博覧会、池田遥邨《雨の大阪》など絵画、そしてメディアはいかに「大大阪」を発信するかをとりあげ、街も人もダイナミックな、この時代の大阪についてディスカッションします。
大正イマジュリィ学会第15回全国大会のお知らせ
日 時:2018年3月10日(土)、11日(日)参加費:会員なし/非会員は300円が必要
場 所:同志社大学今出川キャンパス良心館305室
3月10日
第7回国際シンポジウム
- 共催:広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和
- 後援:一般社団法人美術フォーラム21
研究発表(14:00〜)
総会(12:45〜)
第42回研究会(13:30〜)
- 「ローマ字誌『YOMIGAERI』巻1〜巻4に即して−紹介・問題点少々−」
- 牧野和夫(実践女子大学文学部教授)
- 「東亜は呼ぶ――里見宗次《ORIENT CALLS》ポスターの制作背景」
- 熊倉一紗(京都造形芸術大学非常勤講師)
- 「同人誌『月映』の死をめぐる表現のかたち−哀悼、病、〈群れ〉−」
- 橋本真佐子(立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
- 「キャラメルのグラフィック広告と子ども文化ー森永製菓の童画による広告表現に注目して」
- 前川志織(国際日本文化研究センター特任研究員)
大正イマジュリィ学会第41回研究会のお知らせ
日時:2017年12月23日(土)午後1時30分〜
場所:同志社大学今出川キャンパス徳照館2階第2共同利用室(エレベーターを降りて、右側の廊下を進んだところ)
資料検討会/テーマ:写真
コーディネーター:松實輝彦氏
- 会員の写真関連の資料を持ち寄り、それらについての解説や意見交換、資料検討を行います。
- 写真関連の資料をお持ちの方は、ぜひご披露ください。
- 非会員の参加(資料持ち寄り)も可能です。
- 資料持ち寄りをご希望の方は、事前に事務局まで資料の概要をお知らせください。
大正イマジュリィ学会第40回研究会のお知らせ
シンポジウム「大阪イマジュリィをもとめて? 百花繚乱 北野恒富とその芸術――本画、ポスター、挿絵、そして大阪――」
- 日時:2017年7月9日(日)13:30〜(13:00 受付開始)
- 場所:大阪芸術大学 スカイキャンパス(あべのハルカス24階 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
- 主催:大正イマジュリィ学会
- 事務局:高畠華宵大正ロマン館 089-964-7077
大衆的な図像“イマジュリィ”を研究する大正イマジュリィ学会は、昨年、“イマジュリィ”の宝庫・大阪をテーマにシンポジウム「アート? デザイン? 道楽? 大阪イマジュリィをもとめて」を開催しました。今回は「没後70年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」開催を機に、大阪画壇を代表する巨匠北野恒富のシンポジウムを開催します。
恒富は金沢に生まれ、新聞の版下を彫る彫刻師となりますが、画家を志して大阪で挿絵画家の稲野年恒に学びます。新聞小説の挿絵やポスターで頭角をあらわし、やがて本格的な日本画家として大阪画壇の中心で活躍しました。大正美術会や大阪美術展、大阪茶話会設立に関与したほか、日本美術院再興に参加して同人となり、画塾白耀社で後進育成にも力を注ぎます。また、谷崎潤一郎の小説挿絵や、アールヌーヴォー調のポスターほか印刷全般にも携わるなど、大阪らしい画家でした。
シンポジウムでは、展覧会に携わったメンバーを中心に恒富の芸術と大阪の“イマジュリィ”を探ります。
[プログラム]
大正イマジュリィ学会第14回全国大会のお知らせ
- 日時:2017年3月11日(土)、12日(日)
- 場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館1F カンファレンスルーム
- 参加費:会員なし/非会員は300円が必要
※会場が当初お知らせしていた場所から変更しています。
第1日目:2017年3月11日(土)
- 【総会】(於:創思館404教室)