- 日時:2019 年11 月30 日(土)11:00~
- 場所:天理大学参考館(見学)、天理大学9号館(ふるさと会館)大ホール(研究会)
大正イマジュリィ学会第46回研究会のお知らせ
第一部
- 日時:2019年8月3日(土)13:00~17:30
- 場所:京都精華大学 黎明館L002教室
テーマ:大正イマジュリィ研究とデジタル・アーカイヴ
趣旨:戦前期日本の大衆的図像についての研究者やコレクター、アーカイブズ関係者が集まり、データベースやアーカイヴ(ズ)に関する基礎的な共通理解を深め、研究に活用していくにはどのような仕方があるのか、などを考える。
【内容】
- 概要解説
- 基調講演
- 水島久光(東海大学)「一次資料とデジタル・アーカイヴの関係について」(仮)
- 報告①
- 前川志織(国際日本文化研究センター)
- 「日文研の図像関連データベースについての使用法・問題点」(仮)
- 前川志織(国際日本文化研究センター)
- 報告②
- 古川綾子(国際日本文化研究センター)
- 報告③
- 石上阿希(国際日本文化研究センター)
- 「日文研の近世期絵入り百科事典DBについて」(仮)
- 石上阿希(国際日本文化研究センター)
- 報告④
- 熊倉一紗(京都造形大学)
- 「大正イマジュリィに絡むデジタル・アーカイヴの紹介」
- 熊倉一紗(京都造形大学)
- ディスカッション
【共催】広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
国際日本文化研究センター機関拠点型基幹研究プロジェクト
「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」
企画展「イメージコレクター・杉浦非水展」のお知らせ。
東京国立近代美術館より以下の案内をいただきました。
「当館の非水作品の大部分を一堂に展示するのは19年ぶりとなります。
そのほか、非水のスクラップブックや旧蔵本、非水が撮影した16ミリフィルムの
デジタル化も行い、これらの資料類を初公開しています。
とくにフィルムは、交流の会った藤田嗣治とリュシー・バトゥ、
光風会の会員なども映っており、昭和初期の非水と翠子夫人の周辺や
時代背景を考える上でもとても興味深い資料となっております。
4月7日まで前期展示、作品を大幅に入れ替えまして
4月10日から5月26日まで後期展示となります。」
イメージコレクター・杉浦非水展
開催概要
- 会場:東京国立近代美術館 2階 ギャラリー4
- 会期
- 前期:2019年2月9日(土)-4月7日(日)
- 後期:2019年4月10日(水)-5月26日(日)
- 詳細は東京国立近代美術館のウェブサイトをご参照ください。
日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。
さらに今回は、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。
大正イマジュリィ学会第16回全国大会のお知らせ
- 日時:2018年3月23日(土)、24日(日)
- 参加費:会員なし/非会員は300円が必要
- 場所:同志社大学今出川校地 良心館305教室
3月23日
第9回国際シンポジウム/第1部(13:00〜)
- 趣旨説明
- 岸文和(同志社大学文学部教授)
- 「朝鮮の近代広告に見る漫画的要素」
- 河鍾元(Ha Jong-won: 鮮文大学校メディアコミュニケーション学科教授)
- 「1930年代朝鮮の雜誌『新家庭』に見る広告」
- 「 (未定) 」(2019年2月12日現在)
- 張磊(同済大学上海国際設計創新学部準教授)
-「1920年-30年代の麦酒広告に関する考察(仮)」
-
- 熊倉一紗(京都造形大学非常勤講師)
- 「広告媒体と広告内容の比較検討ー新聞と女性雑誌の中将湯広告から」
- 「流布されたエロ・グロ・ナンセンス―『現代猟奇尖端図鑑』と新聞広告」
- 松實輝彦(名古屋芸術大学准教授)
- 「戦間期東アジアにおける日本の製菓会社の広告戦略:森永製菓を例にして(仮)」
- 前川志織(国際日本文化研究センター特任助教)
- 「病と健康の修辞法——戦間期日本の新聞における医薬品の広告から」
共催:広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
国際日本文化研究センター機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」
後援:一般社団法人美術フォーラム21
企画展「モダン都市大阪の記憶 MEMORY OF MODERN CITY OSAKA」のお知らせ
開催概要
開催主旨
今も昔も、大阪は魅惑的なビジュアルに満ちています。美しくパッケージされた商品、目を引く広告パンフレット、凝ったディスプレイ、豪華な百貨店建築、橋や道路、地下鉄などの都市基盤も含め、それらは形態、形象、記号の宝庫であり、当時のグラフィックからは華やかな時代の息吹が感じられます。
本展では、橋爪節也氏のコレクションを中心に、明治~昭和期の絵画・チラシ・ポスター・雑誌などを紹介し、往時の写真とともに近代大阪を振り返ります。百貨店、劇場、花街、交通など、さまざまな見所を持つモダン大阪を、グラフィックをたよりにそぞろ歩いてみませんか。
イベント
(1)講演会「趣味人と大大阪」
- 講師:橋爪節也氏(大阪大学教授)
- 日時:2019年3月10日(日)14:00~15:30(受付13:30より)
- 会場:住まい情報センター 3階ホール
- 参加費:無料
- 定員:150名(要事前申込、先着順)
- 会場:大阪市立住まい情報センター3階ホール
(2)ワークショップ「紙のジオラマ 立版古入門」
- 講師:トニー・コール氏(ペーパークラフト作家)
- 日時:2019年3月23日(土)13:30~15:30(受付13:15より)
- 参加費:500円
- 定員:20名(要事前申込、先着順)
- 会場:大阪市立住まい情報センター3階ホール
- イベント①②の申込み方法:インターネット(大阪くらしの今昔館HP内、企画展情報から)、又はハガキ・FAXにて。氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話番号、参加人数(4名まで、お連れ様の名前も記載)を記入
(3)ギャラリートーク
大正イマジュリィ学会第44 回研究会のお知らせ
第8回国際シンポジウム「戦間期東アジアにおける大衆的図像の視覚文化論」
日時:2018 年12 月15 日(土)13:00~17:30
場所:同志社大学今出川校地・良心館305 室
プログラム
- 基調講演:「日本人画家による支那服表象の系譜」
- 劉建輝(国際日本文化研究センター副所長・教授)
主催:大正イマジュリィ学会
国際日本文化研究センター機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究
による新しい日本像の創出」
広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
後援:一般社団法人美術フォーラム21
大正イマジュリィ学会第43回研究会のお知らせ
公開シンポジウム:ヴィジュアルから切る”大大阪” アート、博覧会、マスメディア
- 日時:2018年7月29日(日)13:00〜
- 場所:大阪区くらしの今昔館
大阪市中央公会堂竣工100周年記念特別展「大大阪モダニズム―片岡安の仕事と都市の文化―」にあわせて、大正から昭和にかけての「大大阪」に関するシンポジウムを開催します。
大正14年(1925)、大阪市は第二次市域拡張で東京市を抜き、日本最大、世界第6位のマンモス都市となり、名市長・關一を先頭に、御堂筋や地下鉄の建設をはじめ文化施設の開設などが進みます。シンポジウムでは「大大阪」をヴィジュアルから切り取ります。
朝日新聞に「大大阪君の顔」を連載した漫画家・岡本一平や、天王寺公園で開催された大大阪記念博覧会、池田遥邨《雨の大阪》など絵画、そしてメディアはいかに「大大阪」を発信するかをとりあげ、街も人もダイナミックな、この時代の大阪についてディスカッションします。