日時:2013年12月14日(土)午後1時30分〜午後5時
場所:大佛次郎記念館和室(横浜市中区山手町113/tel: 045-622-5002)
『懐かしさは未来とともにやってくる」刊行記念トークのお知らせ
以下のトークイベントのお知らせを頂きました。
『懐かしさは未来とともにやってくる」刊行記念トーク
- 日時:2013年11月4日(月)18:30〜
- 会場:MEDIASHOP
- 問い合わせ:075-255-0783/MEDIASHOP
現在のように写真機や映画/ヴィデオ撮影機がさほど普及していなかった頃、映像の記録者は限られていた。記録者は、地域の写真館の場合もあっただろうし、あるいはブルジョワのアマチュア愛好家である場合もあっただろう。そうした記録主体のまなざしは、家族などの身辺にとどまらず、地域コミュニティにまで広がっていることもあった。彼らによって撮影された写真や映像は、いわばコミュニティの共有物であり、近代におけるコミュニティの紐帯を確認するものでもあっただろう。映像がコミュニティを作ったと言ってしまってもいいかもしれない。
本イヴェントでは、にいがた地域映像アーカイブの中心人物のひとりである原田健一氏(新潟大学)と、各地に残るパテ・ベビー(9.5mm小型映画)のアーカイヴ化を進める水島久光氏(東海大学)を迎え、戦前期における地域コミュニティと映像の関係について議論するとともに、現代における映像アーカイヴが果たしうる役割についても考察していきたい。
シンポジウム「これでいいのか?大阪のミュージアム」のお知らせ
以下のシンポジウムのお知らせを頂きました。
シンポジウム「これでいいのか?大阪のミュージアム」
- 日時:2013年11月9日(土)13:30〜17:00
- 会場:大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
- 問い合わせ:06-6850-6715/大阪大学総合学術博物館
全国各地で「大学博物館」が開設されています。歴史と伝統ある館がある一方、平成8 年の学術審議会報告「ユニバーシティ・ミュージアムの設置について」以降に新設された館も多数あります。
「新たな学術研究を支える基盤」である大学博物館では、互いに連携し、「地域社会に対する知的・文化的情報の発信拠点」となることが課題となっています。現在大阪では、地域の文化芸術や学術研究を支える博物館のあり方が揺れています。その状況下、このシンポジウムでは、大阪における国公立館や私立館の担う役割と、大学博物館の存在意義はどのようなものかを、大阪大学、大阪商業大学の博物館の企画展をモデルケースに検証し、大学博物館の立場から大阪のミュージアムの現状を再検討し、問題提起します。
第1部では、大阪大学総合学術博物館、大阪商業大学商業史博物館の事例、大阪市の新美術館のありかた、京都・大学ミュージアム連携から見た大阪に関する4つの基調報告を行います。
第2部では、第1部を受けて、大阪の国公立博物館・美術館と大学博物館のあり方について討議し、現代の大阪におけるミュージアムのあるべき姿を様々な角度から模索します。
展覧会「加藤まさをのお手紙」のお知らせ
以下の展覧会のお知らせを頂きました。
加藤まさをのお手紙
- 会期:2013年10月30日〜11月10日(月、火曜定休)
- 会場:ギャラリー喫茶点滴堂
シンポジウム「第5広告媒体論――ポスターの理論と歴史」のお知らせ。
以下のシンポジウムのお知らせをいただきました。
第5広告媒体論――ポスターの理論と歴史
- 日時:2013年10月20日(日) 13:00〜16:30 (開場12:30)
- 場所:京都国立近代美術館 講堂
- 主催:美術フォーラム21刊行会/協賛:醍醐書房
- 聴講料:無料
- 定員:100名(先着順/11:30より整理券配布)
「広告」や「宣伝」と言えば、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマスコミ4媒体を利用したものが、現在の主流。一枚擦りの印刷物として壁や柱に貼り出されるポスターは、周縁的で、「過去の遺物」とか「オールドメディア」とかと呼ばれることもありますが、有効なメディアであり続けていることもまた事実。このシンポジウムでは、ポスターが、受容者(潜在的消費者)に働きかけて、広告主の販売する商品・サービスを購入・利用させるために、どのような工夫・仕掛をしてきた/しているかについて、理論的・歴史的な視点から考えてみることにします。