- 日程:2021年3月13日、14日
- ZOOMを使ったオンライン方式で開催します。
本大会は会員以外の方のご視聴も可能ですが、事前の申し込みが必要となります。非会員の方は、以下からお申し込みください。
後日、ZOOMのアドレスを事務局よりご連絡いたします。
ご不明な点等ございましたら、事務局(kasho@almond.ocn.ne.jp)までお問い合わせください。
3月13日(土)第49回研究会(13:30〜15:45)
3月14日(日)シンポジウム「マンガの中の大正」(14:00〜17:00)
戦後のポピュラー文化のなかで、〈大正〉という時代は、何回も注目され、時にはブ ームを起こしてきました。しかし、その都度、注目されるポイントは異なっています。 時代としての〈大正〉は、その度違う点にフォーカスして表象され、新たな生命を与えられることを繰り返してきたとも言えるでしょう。今回はそれを「転生」という言葉で捉えてみたいと思います。「転生」は、行われる時代や人間とも大きな関わりがあります。誰が、いつ、どのような「大正」を生まれ変わらせてきたのか。本シンポジウムではマンガというメディアに絞って、それらを考えてみたいと思っています。
まずは、大阪の文芸におけるモダニズムを体現したと評されているプラトン社(1922~28)にあつまった人びとを描いて話題となった『エコール・ド・プラトーン』の作者、永美太郎氏に、制作の上で考えたことを講演してもらいます。その後、三 人の研究者が、三つの時代――1970 年代、90 年代、そして同時代――に発表されたマンガに、それぞれの視点から立ち向かっていきます。今〈大正〉を考えることは、現 代という時代を考えること。そのような観点からこのシンポジウムを企画しました。
基調講演
- 『エコール・ド・プラトーン』―時代マンガを描く時に考えたこと
- 永美太郎(マンガ家)
発表
ディスカッション