企画展「イメージコレクター・杉浦非水展」のお知らせ。

東京国立近代美術館より以下の案内をいただきました。

「当館の非水作品の大部分を一堂に展示するのは19年ぶりとなります。
そのほか、非水のスクラップブックや旧蔵本、非水が撮影した16ミリフィルムの
デジタル化も行い、これらの資料類を初公開しています。
とくにフィルムは、交流の会った藤田嗣治とリュシー・バトゥ、
光風会の会員なども映っており、昭和初期の非水と翠子夫人の周辺や
時代背景を考える上でもとても興味深い資料となっております。

4月7日まで前期展示、作品を大幅に入れ替えまして
4月10日から5月26日まで後期展示となります。」

イメージコレクター・杉浦非水展

開催概要

日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。
さらに今回は、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。

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